課税割合8%

8%と聞くと消費税を思い浮かべますね。

もちろん、消費税8%は正解です。

ですが、今日は相続税の課税割合8%について、

お話をしていきます。

1. 相続税の課税割合って何?

まずは、平成27年分の相続税の申告状況について(出典:国税庁ホームページ)

平成27年中に亡くなられた方(被相続人)は約129万人、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は 約10万3千人で、課税割合は8.0%でした。

簡単に言うと1年間に亡くなられた方の8%が、相続税の申告書を提出された(正確には相続人が)ということです。

つまり、100人で8人。

前年は100人で4.4人でしたので相続税法の改正で3.6ポイントの大幅増です。やはり、基礎控除の4割引き下げ効果は大きいですね。

次は県別で見ていきます。

2. 都道府県別課税割合

1位は東京で15.72%(前年9.71%)、2位の愛知県は13.85%(前年8.10%)、3位の神奈川県は12.39%(前年7.0%)。

逆に、下位は45位鹿児島県3.09(前年1.62%)、46位青森県2.86(前年1.34)%、47位秋田県2.22%(前年0.92%)です。

私の住む茨城県は29位で5.60%

茨城県といえば、魅力度ランキングで最下位5連覇という有難くない記録を更新中ですが、課税割合の順位は意外に高めです。

(まあ、私にとって茨城県は魅力しかないんですが・・・。全国的には、なかなか伝わらないんですね。)

都道府県別課税割合

順位 都道府県 課税割合 順位 都道府県 課税割合 順位 都道府県 課税割合
1 東京 15.72% 17 富山 6.90% 33 高知 4.61%
2 愛知 13.85% 18 岡山 6.84% 34 島根 4.36%
3 神奈川 12.39% 19 長野 6.68% 35 福島 4.36%
4 埼玉 9.89% 20 滋賀 6.56% 36 鳥取 4.13%
5 静岡 9.68% 21 徳島 6.54% 37 北海道 4.04%
6 京都 9.09% 22 石川 6.52% 38 大分 3.84%
7 奈良 8.89% 23 山梨 6.38% 39 岩手 3.62%
8 岐阜 8.71% 24 和歌山 6.37% 40 山形 3.54%
9 兵庫 8.40% 25 栃木 6.16% 41 佐賀 3.43%
10 千葉 8.29% 26 愛媛 5.93% 42 熊本 3.32%
11 広島 8.29% 27 山口 5.80% 43 長崎 3.20%
12 大阪 8.19% 28 沖縄 5.62% 44 宮崎 3.15%
13 香川 7.56% 29 茨城 5.60% 45 鹿児島 3.09%
14 群馬 7.55% 30 宮城 5.39% 46 青森 2.86%
15 三重 7.05% 31 福岡 5.31% 47 秋田 2.22%
16 福井 6.92% 32 新潟 5.14% 全国 7.99%

次は東京23区のトップ3を見てみます。

3. 東京23区の課税割合トップ3

1位 千代田区 37.7%

2位 渋谷区  30.88%

3位 港区   30.71%

ちなみに、平成29年の千代田区の平均坪単価は1903.3万円だそうです。

たぶん、我が家のマイホームと千代田区の1坪、それほど変わらんな。

4. まとめ

・相続税法の改正で、相続税の課税割合は8%に増加した。(前年比3.6ポイント)

・とは言え、地方では相続税は、まだまだ一部のお金持ちにかかる税金である。

・一方、都市部では相続税の課税対象者が大きく増加し、特に都心部では被相続人の約3割が相続税の申告書を提出している。

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